にしきた子育て奮闘記

育児に悪戦苦闘しながらも、なんとか楽しもうとしているママ&パパの育児奮闘記(西宮北口から)

子育ては親も勉強しないとね、新米だから。「しつけの知恵」

「しつけの知恵」多胡輝

子育て論に100%の答えはないとは思いますが、やはり見様見真似ではなく、なんかしらの考え方をいくつか勉強しておくことはきっと大切だと思い、娘が生まれてすぐに手に取った本がこれ。

「三つ子の魂百まで」と言うくらい乳幼児の教育って大事だと思います。

教育や脳、心理学の研究は日々進歩してしていて2003年初版のこの本がどこまで役に立つか分かりませんが、いろいろ読んだ中で今後も参考にできると思っているバイブル的な本の1冊です。

 

自分のこどもができるまでは、素行の悪い子供を見ると「親のしつけができてないんだろーなー」とか思ってましたが、いざやってみると「しつけ」を意識する余裕なんてなかなかないんですよね。

特に働くママさんたちは。

早く起きて、ご飯作って、お化粧して、子供起こして、ご飯食べて、片付けして、保育園送って。

なので、特別に何かをするというのは現実問題、「むりー!」かもしれませんよね。

 

で、この本は特別なこと(新たに何かを追加的にする)はあまり多くなくて、こどもの心理も考えながら(←東大で心理学専攻してた千葉大の教授みたい)普段の接し方とかことばのかけ方なんかを教えてくれているので、書いていることのいくつかでも意識していると少しずつでも子供への接し方が変わると思う。

よく「・・してはダメ!」って言い方はよくないと聞きますが、この本でも同じように「してはいけない」ではなく代替手段を提示してあげる方が良いと書かれています。

例えば「壁に落書きしたらダメでしょ!」ではなく「このノートに書いてみる?」「画用紙を壁に貼ってそこに書いてみようか?」とか。

もちろんすでにこういうことできるママさん・パパさんもいると思いますが、いろんな知恵が盛りだくさんなので、結構参考になると思います。

私はたまにこんな時どうしたらいいのかな?というときに見直したりします。

ネットでググってもいいんですけど、検索結果って個人の書き込みの方が最近多いので、こういう悩みは何冊かの自分のバイブル的な本を常備しておくのがいいのかなって思ってます。

 

おしまい